ブランドストーリー

“無限の可能性”に、すべてを賭ける。

「燕の巣は高級食材としてだけでなく、新しい薬にもなり得る無限の可能性を秘めている。
高品質な燕の巣を大量に手配してくれないか?」

燕の巣エキス商品を開発した美津村株式会社の代表である青山晃氏は、今から40年あまり前、一人の貿易商として燕の巣に出会います。依頼主である製薬会社の話を聞けば聞くほど、そして詳しく知れば知るほど、燕の巣に魅了されていった青山氏は、一定基準の燕の巣を東南アジア各地から大量に手配し、安定供給に協力しました。しかし、素晴らしい新薬を創る道は長く、諸々の事情により、製薬会社は新薬の開発を断念せざるを得なくなりました。そして目の前には、無限の可能性を秘めた大量の燕の巣。そこで青山氏は決断をします。

「この無限の可能性を生かした商品を、すべてを賭けて自分が作ろう」(青山氏)

燕の巣には、解明されていないものも含めて有効成分が多く含まれています。しかし、一つ大きな問題がありました。それは“消化吸収され難い”性質を持っていることです。当然、青山氏はこの問題にぶつかりました。

「どんなに良質な燕の巣を使用してできた商品であっても、この問題を解決しなくては世に出すことは出来ない。
使ってくれる人に結果が出る商品でなくては意味がないのだ」(青山氏)

想いをさらに強め、孤軍奮闘する青山氏。その取り組み姿勢は、次第に周りの人にも影響を与え始めます。青山氏の燕の巣に賭ける情熱に突き動かされた薬剤師や研究者たちが集まり、燕の巣が持つ有効成分すべてを体内で吸収しやすい形にする独自製法の開発に成功します。青山氏の想いが形になった「美津村燕窩エキス」が、この時、誕生したのです。

燕の巣そのものは消化吸収し難い特性があり、“煮る・炊く”などの一般的な調理法では有効成分はわずかしか溶け出さず、熱による変性も起き、有効成分の効果が低くなってしまいます。しかし、美津村独自の製法により製造した「美津村燕窩エキス」は、燕の巣に含まれる有効成分すべてが、体内でしっかりと吸収されます。この製法の確立が、燕の巣の本場・香港での評価に繋がってくるのです。

燕の巣の本場・香港で圧倒的な支持。
取り扱いの希望が集まるトップブランドに。

燕の巣の有効成分が“吸収され難い”という問題を解決した美津村は、燕の巣の食文化が無く、認知度が低い日本国内での展開ではなく、まずは、燕の巣の食文化があり、燕の巣の本場である香港で展開をすることを決めます。

「我々が作った商品は“結果が出る商品”だと自信を持って言える。
だから、必ず香港の人たちにも受け入れられる」(青山氏)」

勝手がわからぬ香港に進出し、試行錯誤しながらも、若い香港人スタッフの地道な努力のお陰で、“MADE IN JAPAN”の美津村商品は、香港の人たちに「本当に結果の見える本物の商品」と絶大な信頼を獲得します。そしてアジア最大のドラッグストアチェーンであるワトソンズで販売され、更には高級ブランドが入るショッピングセンターなどで独自店舗を展開するなど、大手メカーに引けを取らない一流ブランドとして、多くのファンを得るまでになります。
しかし、今まさにブランドの絶頂期というタイミングで、商品の品質と有効性にこだわる青山氏と、売上至上の香港人スタッフとの間に大きな乖離が生じ、青山氏は香港を撤退し日本で展開する道を選びます。

「やはり、我々の商品は日本の人たちにこそ試してもらいたい。
燕の巣の効能について認知のある香港の人たちとは異なり、燕の巣の食文化がない日本では、
生半可な気持ちでの展開は難しいことも分かっていたが、
香港から撤退し、すべてを日本市場に賭ける」(青山氏)

アジア最大のドラッグストアチェーン・ワトソンズから商品の取り扱いオファーを受けただけでなく、広告には香港のトップモデルを起用するなど、香港での美津村商品に対する認知度や支持は圧倒的でした。当時、アジアのエンターテイメントの中心は香港にあり、撮影前には出演女優のために、関係者が毎回美津村商品を購入しに来ていたということからも、商品に対する信頼度の高さは群を抜いていました。

使う人に幸せを。
“燕の巣エキスSPシリーズ”が誕生

香港でトップブランドに登り詰めていた美津村の商品は、日本でも既に知れわたっていました。美津村が日本国内で専念することを知るやいなや、多くの企業から引き合いがあり、中には魅力的な条件でのオファーを出してくれる企業もありましたが、青山氏には、燕の巣や燕の巣エキスについてしっかりと正しく理解し、美津村が目指す「結果が出る高品質な商品を作る」というビジョンに共感し、共に歩みを進めてくれる人たちでなくては、どんなに魅力的な提案でも共同開発をしないという信念がありました。そんな時、商品ユーザーでもあり、美津村商品を取り扱っていた吉田智昭氏と出会います。吉田氏が代表を務める株式会社F-HOUSEは、「家族や周りが幸せになる、本物の商品を」と言う理念を掲げ、その時々に自身や家族らが幸せになる商品を、分野を問わず多種多様に取り扱うビジネスを展開していました。

「色々な商品を販売していますが、本物と認められるものしか扱っていません。
取り扱いの判断は、商品についてメーカーの人と同じ目線で語れるように勉強してからにしています。
ですから、美津村の商品についても調べられる限り自分で調べ、
分からないことは青山社長にどんどん質問して、理解を深めていきました」(吉田氏)

調べれば調べるほど、話を聞けば聞くほど、美津村の商品に対して無限の可能性があると確信したという吉田氏。一方、何往復ものやり取りを通して、商品に対する理解を深めようとする姿勢に感銘を受けた青山氏は、今まで断り続けてきた日本向け商品の共同開発を、吉田氏に提案します。

「美津村さんが単独でやられていた理由も知っていたので、これには私も驚きました。
ただ、私自身もこの商品に無限の可能性を本当に感じていたので、この申し出は非常に嬉しかったです」(吉田氏)

こうして、燕の巣が持つ無限の可能性に賭ける美津村とF-HOUSEの二人三脚による開発がスタート。「結果が出る商品を作る」、「本物と認められる商品しか売らない」と言う、2人の想いが詰まった「使う人が幸せを感じられる商品」、“燕の巣エキスS Pシリーズ”が完成しました。

燕の巣エキスSPシリーズは、現在、ゼリースティックタイプとドリンクタイプの2種類を販売中です。薬剤師監修のもと、美津村独自の製法により製造された、“体内で吸収されやすい”燕の巣エキスが、タイプごとの最大量含まれております。ご使用される方のライフスタイルや肌の状態、体調に合わせて、適切なタイプをお選びください。